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◎令和元年(2019年)度の管理業務主任者本試験 解答番号（中神エマ宅建士らぼ調べ）と試験の科目別分析です。
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| （１）科目別分析 |
■「令和元年度管理業務主任者試験」の内容について振り返ってみましょう！
令和元年度の「管理業務主任者」試験の受験、お疲れ様でした。
令和元年度の「管理業務主任者試験」が、１２月１日に実施されました。１０月の宅建士、１１月の賃貸不動産経営管理士と”資格の３連戦”として
受験された方も、いらっしゃったのではないでしょうか。宅建業、賃貸住宅管理業、マンション管理業と、それぞれ不動産関連業として関係性の
深い資格ですので、その学習のコツも、似通った点が見られます。これらの試験をこれから受験される方は、”資格の複数受験・併願”を上手に
行なって、資格取得をされてください。
さて、出題内容に入って参りましょう。問１からは民法関係が出題されました。問１の難度はそれほど高くなく（正解肢が素直にわかりますね）、
問２は判例も考慮しなくてはなりませんが、正解肢はそれほど捻られたものではありませんでした。問３の答えは、平4.6.25年の判例から導き出されます。
問４の留置権は、難度の高い問題でした。問５の肢４は民法462条の知識と「事前の求償権」についてです。問６の「同時履行の抗弁権」は、宅建試験でも
論点として出てまいります。同時履行なものとそうでないものの整理ができていれば、得点できたかと思います。肢４は、昭57.1.19の判例の知識です。
「標準管理委託契約書」の出題では、過去問題を学習してきた方はよくご存知かと思いますが、契約書の条文及びコメントについて、しっかりと
読み込んでおかないと、答えを出せない問題も多くあります。そのため、標準管理委託契約書をよく読みこんで試験に臨む必要があり、その傾向は
今年の出題でも同じでした。
管理費の滞納や回収方法の出題も、各法令(民法、区分所有法、民事訴訟法など）及び「標準管理規約」について押さえておくことが要求される
出題でした。「標準管理規約」では、管理組合の管理事務の報告についてや、監事の業務について、また、規約で定める設備に関しての知識など、
これまたコメントを含めまして押さえておく必要のある出題でした。
会計の問題、仕訳につきましては、昨年の問題でもそうでしたが、今年も引き続き難度の高い出題となっていました。仕訳に慣れている方でないと、
苦戦したことでしょう。処理に時間もかかりますので、注意が必要です。
建築物の知識や建築基準法では、宅建試験ではほぼ出にくくなりました「用途規制」が、４つの選択肢にフルで出題されました。また、容積率の出題では、
容積率の緩和についての「宅配ボックス」の出題がありましたので、ここは押さえておけた方も多かったのではないでしょうか。
その他、各種の法令についての問題など、その出題範囲はかなり広くなっていますが、直近の過去問題を十分に演習して、基本テキストを細かく
万遍なく確認しておくという地道な学習法を採られた方であれば、対応ができたのではないかと思われます。
個数問題・組合せ問題に関しましても、昨年度と”ほぼ”変わりない問題数でしたので、個数問題が増加した今年の宅建士試験と比較しまして、
特別受験生の方を悩ませることにはならなかったものと思われます(想定内という意味で）。
トータルで見まして、問題の解答を導き出す根拠がはっきり分析できる、しっかりした良問での試験であったという印象でした。
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| （２）管理業務主任者 解答番号速報(中神エマ宅建士らぼ調べ)
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【問 1】 2
【問 2】 1
【問 3】 3
【問 4】 1
【問 5】 4
【問 6】 1
【問 7】 3
【問 8】 1
【問 9】 3
【問 10】 2
【問 11】 2
【問 12】 1
【問 13】 2
【問 14】 3
【問 15】 3
【問 16】 4
【問 17】 1
【問 18】 1
【問 19】 2
【問 20】 4
【問 21】 1
【問 22】 3
【問 23】 1
【問 24】 2
【問 25】 2
【問 26】 4
【問 27】 4
【問 28】 3
【問 29】 3
【問 30】 4
【問 31】 3
【問 32】 2
【問 33】 4
【問 34】 2
【問 35】 3
【問 36】 1
【問 37】 2
【問 38】 1
【問 39】 4
【問 40】 3
【問 41】 4
【問 42】 4
【問 43】 2
【問 44】 1
【問 45】 2
【問 46】 4
【問 47】 1
【問 48】 2
【問 49】 3
【問 50】 3
※令和元年12月3日現在の解答速報番号です。解答は、更なる分析などによりまして、変更する場合がございます。何卒、ご了承くださいませ。（中神エマ）
<<<気になる合格ライン予想は・・・>>>
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（中神エマ宅建士研究所 講師室） |
