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ビジュアル宅建士 賃貸不動産経営管理士情報

◎宅建の仲間のような資格 『賃貸不動産経営管理士』についてのご紹介です。

(1)話題の資格「賃貸不動産経営管理士」のススメ! (中神エマ宅建士研究所講師室編)
賃貸不動産経営管理士(賃管士)ってどんな資格? どんな人??
<<<賃貸不動産経営管理士の役割>>>

 最近急速に話題となってきている資格が「賃貸不動産経営管理士」です。こちらの資格は、現在国家資格ではありませんが、賃貸不動産経営管理士(以下、「賃管士」と略しますね)は宅建士の仲間のような資格なのです。

 宅建士試験の学習をされている皆様はよくご存知かと思いますが、宅建業の免許が必要な行為に、「自ら賃貸」ですとか、「賃貸物件の管理業務」ですとかはその適用範囲外ということですが、この賃貸物件の管理業務については、登録規程等によりまして、国土交通大臣への登録制度が設けられております。登録制度についての規程と準則によって、その登録業者の事務所には1名以上の賃貸不動産経営管理士等を設置しなければならないことが定められれているのです(本当に、宅建士に似ていますね)。

 賃管士の試験は、毎年1回、11月に実施されています。試験時間は1時間30分で、4肢択一式(組合せ問題等も含みます)で40問の試験が行われています。この試験時間と問題数ですが、令和2年の試験からは、2時間で50問の試験にパワーアップされることとなっています。来たるべき国家資格化を睨んでの変更と言えるのではないでしょうか。

 賃管士の試験の学習方法ですがこの試験に関しましては、「公式テキスト」が発行されていますので、この公式テキストの内容から毎回出題がなされると言ってよいでしょう。このたび、公式テキストは改訂4版が発行されており、今年の試験からこの改訂4版テキストを用いての学習を行えばよいということになります。しかしながら、この公式テキストは分量も多く、内容もかなり専門的です。いきなりこの公式テキストを読んで学習をするというよりも、今までに出題された過去問題(平成27年度試験〜平成30年度試験のもの)を演習して、出題傾向をさらっと確認しながら公式テキストで復習するという方法を採る方が効率的であると言えます。だんだんと使いやすい過去問集や予想問題集が各出版社から発行され始めていますので、そうした問題集を有効活用して受験学習を行うとよいでしょう。

 学習の内容的には、民法その他の法律や建築法規といった宅建士試験でもおなじみの項目もあれば、建物物の設備や賃管士の倫理規定、賃貸経営の企画提案などといった専門的な項目も多々あって、宅建試験よりも深めに学習する分野などもありますが、宅建士試験の次に狙ってみる資格として、あるいは宅建士試験とのダブル受験も狙える資格としてクローズアップされていきそうな雰囲気を持っていますので、ぜひチャレンジしてみていただきたいと思います。

 当ホームページでも、賃管士に関する情報や学習資料など、適宜ご紹介していく予定でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(中神エマ宅建士研究所講師室編)

今年の賃管士の試験のご案内HP(賃貸不動産経営管理士協議会HP)はこちら

(中神エマ宅建士研究所 講師室)
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