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◎令和元年(2019年)度の賃貸不動産経営管理士本試験 解答番号(中神エマ宅建士らぼ調べ)と試験の科目別分析です。
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(1)科目別分析 |
■「令和元年度賃貸不動産経営管理士試験」の内容について振り返ってみましょう!
令和元年度の「賃貸不動産経営管理士」試験の受験、お疲れ様でした。
今年の試験は、「全40問、1時間30分での解答」の形式では最後の試験ということも
あってでしょうか、申込者の方の人数は25,000人超という状況での本試験となりました。
次年度の試験からは、2時間で50問となり、併せて改正新民法の施行も予定されておりますので、
今回の試験で合格をしておきたい! ところではあります。
さて、賃管士試験、平成29年度の試験より、「組合せ問題」「個数問題」が出題されるようになりまして、
その傾向は今回の試験でも顕著でした。前年の試験よりも、「組合せ問題」「個数問題」の数が増しており、
各問題の内容等は”よく問われるポイント”が出題されたということには変わりがなくても、個数問題等の
出題数の増加によりまして、全体的な難易度は増したといえます。
また、試験範囲となる「公式テキスト」が改訂4版となったことで新たに詳しく書き加えられた項目(問26
のブロック塀の点検、問33の不動産調査の登記関係の知識等)からの出題や、不動産関連の税金等についての
出題では細かな箇所から難し目の問題も出題されています。
賃貸不動産経営管理士が行うべき業務につきましては、第1分類から第3分類までがあります(公式テキスト
163ページ〜)が、こういった箇所からも、細かな出題が出るようになっています(問2、問3)。管理業者の
重要事項説明関連の問題(どんな場合に誰に対して説明するのか等)と同じく、細かくチェックしていくべき
項目になってきています。転貸借の解除等に関する出題も、やはり毎回出てきます(問25)ので、得点できたかと
思われます。
建築物の設備関係についての出題は、過去問題等で確認しておけば対応できる問題も多かったです。この分野は、
確実に得点ができるようにしたいところです。
賃管士試験では、問題の37〜40が講習修了者の免除問題となっています。この中では、問39の「建築物の構造・
工法」についての問題の難度が高くなっていましたので、修了者の方はここは有利になったことでしょう。
個数問題や組合せ問題のラッシュにペースを乱されないように解答ができたかどうかで、合否が分かれてきそうな
印象です。公式テキストは分厚くて学習に使うのは大変ですが、どれだけ読み込んで試験に臨めたかどうかも、
合格するための重要な要件となるでしょう。
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(2)賃貸不動産経営管理士 解答番号速報(中神エマ宅建士らぼ調べ)
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【問 1】 4
【問 2】 4
【問 3】 2
【問 4】 4
【問 5】 1
【問 6】 2
【問 7】 3
【問 8】 2
【問 9】 3
【問 10】 1
【問 11】 2
【問 12】 3
【問 13】 1
【問 14】 1
【問 15】 3
【問 16】 3
【問 17】 1
【問 18】 4
【問 19】 1
【問 20】 4
【問 21】 4
【問 22】 3
【問 23】 2
【問 24】 4
【問 25】 4
【問 26】 4
【問 27】 3 (諸説あり:2の可能性もあります。令和2年1月4日加筆)
【問 28】 1
【問 29】 1
【問 30】 3
【問 31】 1
【問 32】 2
【問 33】 1
【問 34】 2
【問 35】 3
【問 36】 4
【問 37】 2
【問 38】 3
【問 39】 1
【問 40】 3
※令和元年11月17日現在の解答速報番号です。解答は、更なる分析などによりまして、変更する場合がございます。何卒、ご了承くださいませ。(中神エマ)
<<<気になる合格ライン予想は・・・>>>
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(中神エマ宅建士研究所 講師室) |