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賃貸不動産経営管理士 解答速報2020

◎令和2年(2020年)度の賃貸不動産経営管理士本試験 解答番号(中神エマ宅建士らぼ調べ)と試験の科目別分析です。

(1)科目別分析
■「令和2年度賃貸不動産経営管理士試験」の内容について振り返ってみましょう!

令和2年度の「賃貸不動産経営管理士」試験の受験、お疲れ様でした。

 今年の試験は、「全50問、2時間での解答」の形式では最初の試験ということも あって、いよいよ国家資格化も間近との印象の中、実施されました。改正民法の施行もあって、改正箇所からの出題事項も 問題の中で見られました。前述の通り「2時間、50問の4肢択一式」形式というのは、宅建士をはじめとする不動産関連資格系の スタンダードな試験形式ですので、宅建士とのダブル受験を行なっている受験生の方には違和感のない試験形式になったと 言えます。ただし、より実務的な内容についての出題の多い賃貸不動産経営管理士の試験では、「記述が適切であるか、そうでないか」という 解答を求める問題が多いので、しっかりと「公式テキストの内容に準拠した問題を演習してきたかどうか」で得点力に差がつき、 合否に影響を与えるものと考えられます。

 全体的に、公式テキストからの出題ということで作問がなされてはいるものの、 そのままの記述がテキストにはなく、応用的な知識を必要とする出題も多く 見られたイメージです。また、問6や問7、問8や問9等は、正確な知識をもって あたらなければ解答が出しにくい難問でもありました。問10等、基幹事務の正確な知識を 問う問題、改正民法の知識も踏まえた問11等も、難しい部類に入るでしょう。

 問16は、宅建業法のガイドラインからの出題です。公式テキストにも記述はありますが、 宅建士の受験生でなければ、難しかったことでしょう。同様のことは、問17、問18でも 言えます。ダブル受験が有利に働くということも考えられます。

 問31からの「ガイドライン」と、問36からの防犯、設備関係、問42の保険など、これらは 賃管士特有の出題項目とも言えますので、これらは解きやすかったことでしょう。  税務関係の出題は、難しかったものと考えられます。賃貸住宅経営支援のプロパティマネジメント 関連の出題は、得点ができたのではないでしょうか。関連問題が2問出ました「個人情報保護法」 に関しては、これからも重要な法令になってきそうです。

 いずれにしましても、従来の過去問学習だけでは対応が難しい難度の試験になりつつあります。 「公式テキスト」が出題基となる限度におきましては、細かく読み込むことが重要となって参ります。 関係する法令も、新設されたものや改正がなされたものなどこれからも試験範囲として広がってくる ことでしょう。腰を据えた学習が、年々必要になってくるといえるでしょう。 (中神エマ)


 
(2)賃貸不動産経営管理士 解答番号速報(中神エマ宅建士らぼ調べ)
【問 1】 2
【問 2】 1
【問 3】 1
【問 4】 1
【問 5】 1
【問 6】 4
【問 7】 4
【問 8】 1
【問 9】 2
【問 10】 3
【問 11】 3
【問 12】 1
【問 13】 4
【問 14】 4
【問 15】 1
【問 16】 4
【問 17】 1
【問 18】 2
【問 19】 3
【問 20】 4
【問 21】 3
【問 22】 2
【問 23】 3
【問 24】 1
【問 25】 4
【問 26】 3
【問 27】 3
【問 28】 2
【問 29】 3
【問 30】 1
【問 31】 3
【問 32】 4
【問 33】 1
【問 34】 2
【問 35】 2
【問 36】 4
【問 37】 3
【問 38】 1
【問 39】 1
【問 40】 4
【問 41】 4
【問 42】 3
【問 43】 2
【問 44】 4
【問 45】 3
【問 46】 3
【問 47】 2
【問 48】 3
【問 49】 3
【問 50】 2

※令和2年11月15日現在の解答速報番号です。解答は、更なる分析などによりまして、変更する場合がございます。何卒、ご了承くださいませ。(中神エマ)

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