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ビジュアル宅建士 宅建士試験Q&A

 このページは、宅建士試験及び、住宅新報出版から発売しております「ビジュアル宅建士テキスト」のシリーズ、プラチナ出版から発売しております「うかるぞ宅建士入門講座」、成山堂書店から発売しております「初めての人にもわかる 宅建士教科書」の書籍その他についてのQ&A集です。どうぞよろしくお願いいたします。
Q1:令和5年度の宅建試験の合格基準点は?
Q2:宅建試験科目の特徴は?
Q3:基本テキスト「初めての人にもわかる宅建士教科書」の特徴は?
Q4:宅建学習の学習時間は?
Q5:模擬試験の効能は?

Q1:令和5年度の宅建試験の合格基準点は?

A1:皆様ご存じの宅建試験は、4肢択一式の50問を2時間で解答する試験です。さて、何点取れれば、合格になるのでしょうか。
実は、毎年合格基準点は変わります。令和5年度の10月実施の試験では、50問中36点以上を得点すれば、合格でした。
合格基準点としましては、近年高めの傾向で推移している状況です。今までの最高点は、令和2年度試験での50問中38点というものでしたので、そこで、次回の試験でも、目安として36〜38点、できれば40点を”目標”にしまして学習を進めていくことになります。

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Q2:宅建試験科目の特徴は?
A2:宅建試験では、法律や税金の知識など、土地建物の取引に関する科目が問題に出されます。科目を大きく分けますと、「権利関係」「法令上の制限」「宅地建物取引業法」「税金・その他」の4つに分けられます。この4つの科目で、合計50問の出題になります。それぞれの科目の特徴を見てみましょう。
「権利関係」科目では、取引の基本となる法律である民法をはじめとして、不動産登記法や借地借家法が出てきます。理論的で、理解することが難しい部分も含まれた科目ですが、ここで法律的なものの考え方をしっかりと身に付けることで、生涯役に立つ知識が得られます。がんばって学習しましょう。
「法令上の制限」科目では、都市計画法、建築基準法といった、建物づくり、街づくりに必要な法律の学習をします。暗記も必要な科目です。
「宅地建物取引業法」科目では、宅建業者が受ける規制の数々について、マスターしていただきます。一番出題数の多い科目でもあり、重要な得点源になります。平成27年の試験から、「宅建士」の試験になりましたので、より一層重要な科目として位置づけられることになりました。
「税金・その他」科目では、土地建物にまつわる税金の種類や、土地建物の知識(どんな建物が、地震に強いのかなど)を学習します。宅建士としては、税金の知識も押さえておきませんと、お客様に説明ができないということですね。
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Q3:基本テキスト「初めての人にもわかる宅建士教科書」の特徴は?
A3:宅建士試験対策の基本テキスト「初めての人にもわかる宅建士教科書(成山堂書店発行)」は、今回、全414頁になりました。この洗練されたボリュームで、宅建士試験の出題範囲をほとんど網羅し、解説を加えています。また、ペンギンのキャラクター”なるやま君”が大活躍! 講師の中神エマが重要ポイントを解説していきます。「参考事項」や「過去問」の情報もふんだんに盛り込みました。 宅建士受験のためにぜひお役立てください。
また、入門書としましては、プラチナ出版発行の「うかるぞ宅建士 入門編」(中神エマ 制作・執筆参加)をご活用いただければ幸いです。宅建試験の受験準備のコツや、誌上宅建講座を掲載した書籍です(発売中)。
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Q4:宅建学習の学習時間は?
A4:宅建試験は、1年に1度の試験ですので、受験勉強のペースは、「1年間ないし6ヶ月」くらいの期間で組むのが通常パターンです。合格された方の受験勉強のトータル時間を調査しますと、延べ400〜450時間学習したというデータがありました。この学習時間は、延べ時間です。机に向かって毎日学習ということばかりでなく、電車に乗っている時間に問題を解いたり、休み時間に基本テキストを読んだりと、「細切れ時間」をトータルした学習時間です。「細切れ時間」ということなら、毎日少しずつ学習していくことが可能になります。
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Q5:模擬試験の効能は?
A5:宅建試験の受験準備としましては、(1)基本テキストを使った基礎学習、(2)過去問題集(〇×タイプ、4肢択一タイプなど)で出題傾向を把握、(3)予想問題で更に深く学習((2)(3)では、適宜基本テキストに戻って復習をします。)(4)模擬試験を受けて本番リハーサルという流れが理想的です。試験が近づきますと、いよいよ実戦的な対策が重要です。模擬試験は、宅建試験予備校等が実施しますが、実際に教室で本試験形式(50問択一式)の予想問題を2時間で解答して、実力を計るというものです。
模擬試験受験で重要なのは、自分の現在の実力を測定することのほか、2時間の制限時間内に50問を解答できるかという、本試験の予行演習的な効能があります。本試験では、2時間で50問を解答できなければなりません。答えが導き出せたとしても、1問に多くの時間をかけてしまいますと、時間不足になってしまいます。また、実際に教室で問題を解くということは、誰でも緊張するものです。模擬試験では、「時間配分」「緊張感」を本試験前に体感できるという利点があります。
前記しましたとおり、実力を計るということでは、模擬試験の結果によって自分の苦手科目があぶり出されます。「税金その他の分野で点数が伸びなかった」とか、「権利関係の出題ポイントが絞り切れていなかった」など、理解が足りなかった部分が分かります。しかし、模擬試験の時点で自分の弱点を知ることは、大きなチャンスです。模擬試験後、本試験までに苦手科目を克服することが合格のキーポイントとなります!
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