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◎令和6年(2024年)度の宅建士本試験 解答番号(中神エマ宅建士らぼ調べ)と試験の科目別分析です。
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(1)科目別分析 |
■「令和6年度宅建士試験」の内容について振り返ってみましょう。科目ごとの特徴は・・・
令和6年度の宅建士試験、受験されました皆様、お疲れ様でした。
【試験全体の傾向につきまして】
今年の試験は、「権利関係科目」がやや難解であるという印象です。
合格基準点は高めかと思われますが、「法令上の制限等科目」「宅建業法科目」にて確実に基本事項の問題を解答・得点できたかどうかが、合否を分ける
ポイントとなりそうです。(中神エマ)
【権利関係科目】
「権利関係科目」では、例年のような長文傾向の「判決文問題」は出題されず、問1の「法律行為」、問2の「委任契約」と易しめの出題から始まったので、受験者の方も比較的あわてずに解答作業を開始できたかと思われます。その後の問5〜問9はやや難解な肢を含む問題であったので、悩まれた方も多かったことでしょう。問6の混同についての出題や問7の占有関係の出題など、権利関係科目はやや難しい印象で、個数問題もあり、時間内に解答するためにやや手こずる出題内容でした。
【法令上の制限・税法他】
法令上の制限・税法等科目では、基本的な問題肢が多くあり、得点を積むことがしやすかったかと思われます。問18「建築基準法」、問20「土地区画整理法」、問21「農地法」では、やや難解な肢も含まれています。問19「特定盛土等規制法」は、肢3・4がいずれも新設部分からの出題ですが、内容は基本事項ですので得点されたい項目です。国土法では、「事前届出」の部分の出題が一部ありました。税法などでは、予想されていた「住宅ローン控除」「不動産取得税」「鑑定評価基準」が出題(問19)されました。内容はいずれも基本事項です。
【宅建業法】
宅建業法では、基本的な問題肢が多くあり、得点を積むことがしやすかったかと思われます。個数問題・組合せ問題の数もそんなに多くなく、この科目では可能な限り満点を目指したいところでした。問42に出題のありました「ガイドライン」については、次年度以降も出題の可能性のある重要項目となります。報酬計算では、
免税事業者の要素が入っておりましたので、やや面食らった方も多かったことでしょう。
【免除科目】
免除科目では、特に回答しにくい難解なものはないので、登録講習修了者と一般の受験者の方との間で、大きな差はつかないものと思われます。5問全部の正解が望まれる内容でした。
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(2)解答番号速報(中神エマ宅建士らぼ調べ)
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【問 1】 1
【問 2】 4
【問 3】 3
【問 4】 4
【問 5】 2
【問 6】 4
【問 7】 1
【問 8】 1
【問 9】 2
【問 10】 4
【問 11】 3
【問 12】 3
【問 13】 1
【問 14】 3
【問 15】 4
【問 16】 1
【問 17】 2
【問 18】 2
【問 19】 3
【問 20】 2
【問 21】 1
【問 22】 4
【問 23】 2
【問 24】 2
【問 25】 3
【問 26】 3
【問 27】 4
【問 28】 2
【問 29】 4
【問 30】 4
【問 31】 1
【問 32】 3
【問 33】 3
【問 34】 3
【問 35】 2
【問 36】 4
【問 37】 3
【問 38】 4
【問 39】 4
【問 40】 2
【問 41】 1
【問 42】 2
【問 43】 4
【問 44】 1
【問 45】 2
【問 46】 1
【問 47】 4
【問 48】 1
【問 49】 2
【問 50】 3
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(中神エマ宅建士研究所 講師室) |